2019-03-12
先日卒業された方とお話をしていて、“やっぱりそうか” と思ったことがあります。
弊協会のフットケア教室は卒業までの授業日数が48日間と結構あります。
普段の教室では、繰り返しの訓練を重視していると思います。
人によってはそれがもどかしく、無駄だと思われる方もいるようですが、その “繰り返しの訓練” の大事さが、卒業して今までに見た事の無いような足の状態を見た時に効果を発揮するのです。
どのようにすべきか一瞬の戸惑いはあるものの、“あ、あれだ” とどこからか出てきて “出来る” のです。
その出てくるものが、技の一部だったり、実習中に注意された言葉だったり、宮川会長が何気なく話してくださっていたことだったり、さまざまです。そしてそれは、宮川会長の存在や言動だけでなく、この教室に通われている生徒さんや、花がなぜか長持ちしてしまう教室を囲む空気など、いろいろな要素がまじりあってしみこんできた感じなのです。
フットケアの基本は、そんなに難しいことではないかもしれません。
しかしその難しくはない事柄も、自分一人で ”安全に出来る” 様になることは、頭でわかっているというレベルとは全く違います。技術は、自分一人で実施が出来なければ意味がありません。
大事なことはしみこんでいる。
そんな事を二人で確認し合った日でした。(スタッフM)